日の丸カレッジ

これから日本文化を学ぶ人へのロードマップ


東京都内の美術館&博物館【オススメ7選!】

東京には約650館ものミュージアムが存在します。今回は、美術館&博物館めぐりが趣味の私が、実際に行って良かったミュージアムを7つご紹介します。

 

こんな方にオススメ ・日本の美術や工芸に興味がある人
・日本の歴史や文化に興味がある人
・茶道や茶器に興味がある人

 

今回の記事では、西洋美術や自然科学系のミュージアムはピックアップしておりません

 

 

では、さっそく参りましょう。

 

【Sランク】不動のツートップ、充実度抜群の博物館!

東京国立博物館


 私の実感としては、私設のミュージアムよりも国立・都立・県立のミュージアムのほうが圧倒的に充実感があります。

 

東京のミュージアムを巡るなら、まずはこの2つに行ってほしいです。

 

東京国立博物館(トーハク)

満足度   ★★★★★
コスパ   ★★★★
アクセス  ★★★★
最寄駅   上野


日本最大の博物館といっても過言ではないでしょう。わが国で最も歴史が古く、収蔵点数も圧倒的です!

 

日本を中心とする東洋の美術作品と考古遺物を収蔵しています。その数は約12万件以上。なかには国宝89件と重要文化財648件(2021年3月末現在)が含まれています。


よくある質問「東博について」|東京国立博物館ホームページ(2021年4月2日アクセス)
https://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=156

 

特別展と常設展がありますが、常設展だけでも充分1日を費やすことができます。

 

特別展のチケットを買えば常設展を観ることもできますが、特別展も展示が充実しているので、たいていタイムオーバーになるはずです(笑)

 

東京国立博物館
https://www.tnm.jp/

 

国立を冠するミュージアムの愛称

 

ちなみに、我々ミュージアム好きの間で

 

「この前、キョーハクへ行って来た♪」

 

という会話が飛び交った時は、

 

「この前、京都国立博物館へ行って来た♪」

 

という意味です。「脅迫」ではありません。なお、

 

奈良国立博物館=ナラハク
九州国立博物館=キューハク

 

という愛称もあるようです。また、正式名称がややこしい

 

国立歴史民俗博物館(千葉)=レキハク
国立民族学博物館(大阪)=ミンパク

 

あたりは、愛称のほうが憶えやすいでしょう。

 

江戸東京博物館

満足度   ★★★★★
コスパ   ★★★★
アクセス  ★★★★★
最寄駅   両国満足度

 

ココは特に常設展がオススメです!常設展は、実物大で復元された「日本橋を渡るところから始まります。

 

模型展示が充実しており、順路通りに進めば、館内のムーディーな雰囲気とともに文明開化の時代にタイムスリップできます。

 

展覧会(特別展)も時々行きますが、展示規模を考えると割高な印象ですね。

 

カフェ、図書室、ミュージアムショップなど、付属の施設が充実しているので、一日中入り浸ることもできます。

 

江戸東京博物館
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

 

【Aランク】半日は潰せる、名品を隠し持つミュージアム

 根津美術館

 

根津美術館

満足度   ★★★★
コスパ   ★★★
アクセス  ★★★
最寄駅   表参道

 

東武鉄道の社長を務めた初代・根津嘉一郎のコレクションを展示した美術館です。

 

この時代の実業家は、今の国宝や重文(重要文化財)に相当するものが安く買いたたかれ、海外に散逸する状況を憂えていました。

 

昭和15年の財団設立当時、4,643点でスタートした当館の所蔵品の数は、2020年3月末の時点で、7,444件を数えるにいたっています。これらのうちには、国宝7件、重要文化財88件、重要美術品94件がふくまれています。


根津美術館について|根津美術館ホームページ(2021年4月3日アクセス)
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/about/index.html

 

初代・根津嘉一郎も「近代数寄者」として、茶の湯に勤しんだことが知られています。また、根津美術館庭園も見どころの一つです。

 

根津美術館
http://www.nezu-muse.or.jp/

 

三井記念美術館

満足度   ★★★★
コスパ   ★★★
アクセス  ★★★★★
最寄駅   三越前

 

言わずと知れた350年以上に及ぶ三井家のコレクションが鑑賞できる美術館です。

 

三井記念美術館が所蔵する美術工芸品は、現在約4000点、切手類が約13万点に及んでおり、このうち国宝が6点、重要文化財が75点(本館所管1点を含む)、重要美術品が4点を数えます。

 

所蔵品の中核をなす茶道具には、国宝「志野茶碗 銘卯花墻」や重要文化財「黒楽茶碗 銘俊寛」、「大名物 唐物肩衝茶入 北野肩衝」をはじめとする名品・優品が含まれています。


館蔵品の概要「コレクション」|三井記念美術館ホームページ(2021年4月3日アクセス)

 

 卯花墻(うのはながき)俊寛(しゅんかん)は、私も観に行きました。志野焼が好きになったのはココのおかげです。

 

また、茶器以外では藤原定家円山応挙の国宝も所蔵しています。

 

三井記念美術館
http://www.mitsui-museum.jp/index.html

 

山種美術館

満足度   ★★★★
コスパ   ★★★
アクセス  ★★
最寄駅   恵比寿

 

日本画が好きな方にはオススメの美術館です。

 

山種美術館は、山崎種二(1893-1983・山種証券[現SMBC日興証券]創業者)が個人で集めたコレクションをもとに、1966(昭和41)年7月、東京・日本橋兜町に日本初の日本画専門美術館として開館しました。


山種美術館について「当美術館について」|山種美術館ホームページ(2021年4月3日アクセス)
https://www.yamatane-museum.jp/aboutus/profile.html

 

明治から現在までの近代・現代日本画を中心に約1800余点を所蔵。その所蔵品は、日本画だけにとどまらず、古画、浮世絵、油彩画なども含まれています。岩佐又兵衛(1578-1650)《官女観菊図》、椿椿山(1801-1854)《久能山真景図》、竹内栖鳳(1864-1942)《班猫》、村上華岳(1888-1939)《裸婦図》、速水御舟《炎舞》《名樹散椿》の6点の重要文化財酒井抱一(1761-1828)《秋草鶉図》などの重要美術品を所蔵しています。


コレクション|山種美術館ホームページ(2021年4月3日アクセス)
https://www.yamatane-museum.jp/collection/index.html

 

山種美術館
https://www.yamatane-museum.jp/

 

日本民藝館

満足度   ★★★★
コスパ   ★★★
アクセス  ★★★
最寄駅   駒場東大前

 

名もなき職人たちが作った工芸品に「用の美」を見出し、「民藝」という概念を作り出したあの柳宗悦が設立したミュージアムです。

 

当館には柳の審美眼により集められた、陶磁器・染織品・木漆工品・絵画・金工品・石工品・編組品など、日本をはじめ諸外国の新古工芸品約17000点が収蔵されており、その特色ある蒐集品は国の内外で高い評価を受けている


「沿革」日本民藝館について|日本民藝館ホームページ(2021年4月3日アクセス)
https://mingeikan.or.jp/about/

 

長男の柳宗理プロダクトデザイナーとして高名ですが、バーナード・リーチ濱田庄司河井寛次郎、芹沢銈介、棟方志功、黒田辰秋など、そうそうたる面々が当時の民藝運動に参加しました。

 

日本民藝館
https://mingeikan.or.jp/

 

昭和館

満足度   ★★★★
コスパ   ★★★★★
アクセス  ★★★★★
最寄駅   九段下

 

戦中・戦後の国民生活に関する資料を収集・展示した施設です。

 

実物の「千人針」など、戦中の様子が生々しく伝わってくる展示は目を見張るものがあり、戦中・戦後の生活に興味のある方ならば、ぜひ訪れたい博物館です。

 

300円という入館料の安さから「1時間ほどあれば観てまわれるだろう」と考えていたのですが、7F建てになっており、とてもじゃありませんが全て観ることはできませんでした。また行きたいと思います。

 

昭和館
https://www.showakan.go.jp/

 

ミュージアム探しに便利なツール

 

東京だけでなく全国のミュージアムが検索できる、日本最大級のミュージアム情報サイトをご紹介します。

 

美術館・博物館検索(Internet Museum)

 

 ◎インターネットミュージアム
https://www.museum.or.jp/museum

 

こちらの検索窓からは、地域・館種・設備・ジャンルがプルダウンで選べます。